生命体系の循環5軸を見出せてから、より客観的に全体像を把握しきれるように。あなたの場合はいかがでしょう?特に今回の3軸目は、私がやらかしてしまった点です。

生命体系の循環サイクルにおいて、 「1軸目ー7命」では【全てにおいて循環している】こと、 「2軸目ー3自」では【どんなタネ(初期動機)を置き、どう育て、どう実るかという因果の力学】をお伝えいたしました。
今回の「3軸目」は、「現実の自治調和(器のメンテナンス)」についてです。私自身、ものすごく必要な重要項目だととらえています。
志や天命といった高尚な理念をどれほど掲げ、2軸目で素晴らしいタネを蒔いている方にたくさん出会ってきました。それを現実世界で機能させる「物理的な器」が壊れてしまっては、すべては具現化できずに終わります。
施術家として世界に出ることを夢見ておりました2016年。ちょっとした慢心から信頼関係に亀裂が入り、結果すべてを失くしました。あきらめきった絶望期間を経て今に至りますが、今度こそ道を踏み外さないよう、盤石な基礎を築いてまいります。
志の陰で忍び寄る「無症状の目詰まり」
ここで言う「器」とは、具体的には体・金融(お金)・法的処理・生活環境・人間関係の手続きといった、目に見える物理的な現実基盤のことです。
多くの場合、高尚な理念や仕事に熱中している時ほど、この「器」の目詰まりには自覚症状がありません。
「やりたいことに夢中だから、体の違和感は後回しでいい」 「理念は正しいのだから、お金や契約などの面倒な手続きは後からついてくるはずだ」「時代が追いついていないだけだ。いつか分かってもらえる」
そうやって目の前の現実基盤を放置した結果、ある日突然に器自体が耐えきれなくなって倒壊。強制終了を迎えてしまうケースを、私は幾度となく見てきました。
「信頼していた社員にお金を持ち逃げされた」という、ある経営者様の嘆き。逃げられた社員への対応は、どうだったのでしょう?成果に見合っただけの見返りを与えきれていたのでしょうか?その社員から観て、経営者のあり方としてどうだったのでしょうか?
自覚症状がないからこそ点検
音楽家の坂本龍一さんが病床のベッドから語られた、「検査にはちゃんと行った方がいい。自覚症状がないから」 という言葉。まさに第3軸の本質が凝縮されています。
通っている歯医者で、虫歯を指摘された際の会話。
「全く痛みを感じませんよ。まだ放置しておいていいのでは?」
「ダメです。今痛みがなかろうと、今のうちに対処するからこそ、価格も期間も抑えられるんです。十分気遣っておられるかもしれませんが、盲点があるから治療が必要なんです」。
言い返せなくなりました。痛みが出たり、問題が表面化してからでは遅いのです。 自覚症状がない段階で、淡々とあなたの器を点検し、清算・調律。
◯体: 限界を超えて無理を重ねていないか?
◯金融: 収支や資産のフローに目詰まりや濁りはないか?
◯法的・環境: 曖昧にしたまま放置している契約や手続き、不調和な人間関係はないか?
「問い」や「志」といった見えない世界(精神・理念)と、「体」や「お金」といった見える世界(物理的現実)。この双方のズレを客観的に認識し、自治調和させていくことこそが、第3軸の役割です。
あなたの手応え感
1軸目ー7命: なぜか同じパターンに引き戻される「全体のテーマ・軌道」を知る
2軸目ー3自: どのようなタネ(自主)を置き、どう回しているかという「内部の駆動メカニズム」を点検
3軸目ー現実の自治調和: それらを支える「物理的な器」の目詰まりを清算
「生命体系の5軸」は、誰かの許可や慰めを排した、あなた専用の「セルフチェック装置(原理原則の鏡)」として機能させたいがための発案ですが、当3軸が出てきた時点であなたの手応え感はいかがでしょうか?
世の流行りや他人の答えに合わせる必要はありません。高尚な理想に酔うことも、目の前の現実に殺されることもなく、あなたの中に巡っている「流れ」と「器」を、改めて調律してみませんか?
次回の4軸目は、「行動のメンテナンス」。私は『7つの習慣』に救われたと感謝しています。あなたの習慣は、自己採点いかがでしょうか?もし今100点満点だったとしても、成長した未来のあなたからはいかがでしょうか?
あらゆる行動を象徴づける核となるのが「呼吸」です。