託された願い

明確な優先順位

今日いらした80代女性と、ステキな感動をシェアできました。

今日で1サイクル目6回を終え、次回から継続すべきかを迷ってらっしゃる状況でした。確かに変化は感じつつも、どう変わっているのかさっぱり自覚できず、さほど価値を感じてはいただけていませんでした。

対話の中に優先順位を明確にすべきだと感じ、ご本人のご意見と合致し、副腎を施術開始。当初は痛みを全く感じず、関連づいているポイントから引き出しても、効果ありませんでした。

痛みがない理由は、
・全く問題無い健康体
・あまりにひどすぎて麻痺した状態
のどちらかですから、話の内容や症状から後者だとはっきり分かります。

自己卑下の要因は、過去を美化した記憶

「私は受け止める覚悟ができている」等の潜在意識を書き換えていきました。何をやってもダメな場合、体がご主人様(当人)を心配し、「これ暴露しちゃやばくね´д` ;?」な状況です。当のご主人様はいたってやる気満々でも、体に伝わっていない事は多々あります。こうして痛みがだんだん表面化してきました。

話の中に、「私はダメな母親」と卑下する言葉が出てきました。「絶対にそんなはずはありません!だとしたら、あんな素晴らしい息子さんが生まれるわけがない!!!」と返しました。

なぜそう考えてしまうのかを振り返っていく中に、【過去を美化してきた記憶】が浮かび上がってきました。過去を美化したくなる理由は、今の自分を蔑みたいからです。今のご自身を、魅力あるとは考えられないと、思い込んでしまっている・・・・・。

問題が浮き彫り化されてきたので、あとは愛情ある記憶を思い出せばいい・・・。

ご主人さんの愛情

ご主人さん(実の夫)は、予科練生で訓練中に終戦を迎え、帰省して結婚されたそうです。「なぜ俺は死ななかったのか?」と悩んでいた事を、死後聞かされたとか。高倉健の『ホタル』を2人で映画館へ行き、大粒の涙を見たのは最初で最後だったそうです・・・。

責任感がかなり屈強だったらしく、「なぜ死後、他人からご主人さんの事を聞かされたと思います?なぜすべての苦しみを背負って逝かれたんでしょう?おそらく【言わなかった】じゃなく、【言えなかった】ではないですか?」との質問に、ご主人さんに愛されていたんだとはっきり分かられたようです。

前にさんまの番組で、知覧記念館を作った方の話に感動しました。「俺はなぜ生き残ったのか?」と悩み苦しみ、戦死した仲間たちの家々を回り、謝ってきたそうです。給料をすべて注ぎ込み、生活に苦しんだであろうに奥様は、一切愚痴を言わなかった・・・。そんな奥様に、初めてのプレゼントを贈りたいといった内容でした。

出典:知覧特攻平和会館HPより

「ご主人さん、お母さんに託したい何かがあるんじゃないですか?」と訊きました。痛みを確認してみて、強烈!しかし、目には感動の涙・・・。

「どうぞ今感じている事を、噛み締めて味わっちゃってください」と促し、再度確認したところ、痛みは完全に消えていました。

お墓がすぐ近くにあるらしく、すぐに墓参りに行くと意気揚々。知覧に行く計画も立てていくと、すごく喜んでいただけました。さらに当分の間は、ご主人さんをテーマに深掘り施術をする事になり、喜んで継続を承認していただけました。

あなたの体は素晴らしい!

私の役割は、あくまでも「体の通訳」です。「◯◯さんの体が素晴らしいんですょ^ – ^」と返し続けています。

明日も1日、喜びと感謝に満ち溢れたあなたでありますよう・・・。

皇室が模範だったから

先日、潜在意識の解放セッションフォロー講座でした(池袋にて)。意識の高い皆さんが集い、スバラシイ時間をシェアできました!たくさんあり過ぎて、何をシェアしたらいいものやら・・・。

例えば、「おもてなし」とは、聖徳太子の【和を以て貴しとなす】から来ている事を知り、改めて感動!

MHD男塾2013.6.2.
MHD男塾2013.6.2.

そこで思い出した事。シェアしてまた感動を分かち合えました今はお亡くなりですが、当時96歳の元軍医(桑木崇秀先生)さんに質問した時の返答。

講話の内容が、かなり感動的で素晴らしかった!「なぜそんなに素晴らしい生き方ができたんですか?」という質問でした。

後になって語り合ったんですが、その場にいた全員が「教育勅語が素晴らしいからだ・・・」類の予想でした。
瞬時に返ってきた言葉が「皇室が模範だったから」驚愕でした!

この瞬間、実感した事。
・教育勅語は、付け焼き刃でできたものなんかじゃなく、深い実践が伴ってできた等身大の活模範だった。
・皇室と一般庶民との距離が、ものすごく親密だった。
・天皇という存在が、いかに民を想い、愛に生きて来たのか!

マッカーサーはじめ、天皇に対面した方々がなぜ改心するほどに感動したのか!特攻隊の皆さん等、親や愛する人を想い、なぜ「この人のためなら死ねる!」と思えたのか!そういった背景が見えてきた事を思い出しました。

明日も1日、喜びと感謝に満ち溢れたあなたでありますよう・・・。

 

東京 池袋から電車で約15分

魂〜承け継ぐ

魂を具現化させた芸術品

日本刀は、芸術品と崇められています。刀でも、宝石がちりばめられているからや、歴史的著名人が使っていたから等の理由で、博物館等に飾られているものもあるでしょう。しかし、刃自体のみで芸術品として扱われているのは、やはり日本刀だけです。

なぜでしょう?それは、「魂を具現化させたもの」だからです(魂とは「生き様」に最も顕著に顕れると見なしています)。制作した当時の鍛冶職人にしてみれば、ゴッホの『ひまわり』等と何ら変わりません。

例えば「名刀 正宗」。作られた当時は、元寇という脅威にさらされた時代。よく切れるから名刀なのではなく、敵に「勝てない」と戦意を失くさせるから名刀だという理由に、いたく感動します。

他にも個人的に詩吟をやっていますが、日本の伝統芸術に触れるほど、その素晴らしさを感じずにはいれません。世界津々浦々、「芸術品」と見なせるものはもちろんあります。「祖国の素晴らしさ」である足元を知ってこそ、初めて対等に諸外国人と渡り合えるのではないでしょうか?(「海外に出てみて、改めて日本の価値を知った」なんて話もよく耳にします。)

明治維新以降価値が混乱し、富国強兵のために浮世絵等伝統芸術品を、海外へ売り捌いてしまいました。浮世絵に感動し、画法が変わった画家さんもたくさんいらっしゃるようです。海外の主要美術館の方が、日本の昔ながらの名作が残っているかもしれません。「世界各国人の方が、日本を尊敬し憧れを抱いているという場合が多い」こちらもよく耳にしますが、あなたはいかがでしょうか?

運勢・運命・宿命


あなたは、宿命・運命・運勢の違いについて、考えた事はありますか?ある座標上に、「点」を置いたとしましょう。これが、「運勢」です。点がず――っと連なれば「線」になります。これが「運命」です。線がある or ない、「すべての空間」が「宿命」です。

宿命とは、血縁関係や誕生日、・・・です(あなたの力では変えられないもの)。こう見た時、宿命を変えようと努めるのは、「時間と労力のムダ」と言えます。

焦点を当てるべきは、「いかに運命を変えるか?」です。日々の積み重ねで、(たとえ微々たるものでも)望ましく軌道修正していけるなら、確実に変える事ができます。また運命の「線」を、「あなたの生涯」で見るのか、「血統」で見るのかによって、視点が変わってきます。

ルーツを知る価値

世界史対照年表。最下の赤線が、日本。 出典:神話を学ばない民族は滅びる

最初に刀について書かせていただいた理由は、「ルーツを知る価」です。

日本という国家は、【世界最古の現存国家】です。どんなに短く見積もっても、2600年の歴史があります。「老舗〇00年の~」とよくありますが、最高の活模範は、日本国家です。

その恩恵を受ける秘訣は、【親を敬う】なのです。親子関係が、すべての対人関係を創り出しています。魂について真剣に考える事は、【かなり崇高な尊さ】となり得ます。あなたという存在は、歴史的に承継してきた最大の遺産なのです!

魂に響いた感動

ルーツを知った先にある価値とは、自分事としての解釈です。他人の痛みも自らの痛みとして味わえるようになります(=人格という器が深まり広がっていきます)。魂解放の前段階として、感情解放の必要性は否めません。

尊敬する鍵山秀三郎さんは、読んできた本のページ数の◯行目までもが話題に出てくるエピソードを聴いたことがあります。「なぜそんなに覚えていられるんですか?」とお訊きしたことがあり、返答のシンプルさに改めて感動しました。それは「感動したからですよ」ーーー。

感動にはレベルがあります。幼稚園当時に祖母が作ってくれたボタ餅の味。あの味に優る美味しさにはなかなか出会えません。魂に響いた感動は、いつになっても色褪せることはないのです。

あなたにも魂が奮える感動、もたらされますよう・・・。

魂からの叫びに向き合う

大好きな句より

今こそ魂からの声に耳を傾ける時だと感じています。 

『平家物語』冒頭文

個人的に大好きな箇所で、他は詳細に疎いですが、こちらだけはグサッと突き刺さりました。 

自称「宝くじの億万長者は、自滅の蟻地獄にはまったようなもの」と言ってきました。労せずして培ってきたものは、流れていくのも早いもの。パチンコや競馬等で、何の考えもなくたまたま一攫千金を得たような方もそうですね(パチプロや競馬プロの皆さんは「どこの台が出る」等ちゃんと研究されての成果なんでしょうから、正しく評価すべき点もあるとも考えています)。 

私は「なぜやるのか?」といった動機を重んじるようにしています。明確な動機を持った時、必ずと言っていいくらいに継続できます。それが清いものであるほど、深まり広がってもいくでしょう。 

神様に出会った

大好きだった酒をやめて15年間やめていました。皆と楽しく飲む酒はホントにおいしく、いい思い出もたくさんあります。17歳から浴びるほど飲んでおりました(当時は横須賀で自衛官でした)。ある友達の結婚式で私は覚えていないんですが、スーツがびしょ濡れにになっていました。聞くと会場の玄関にあった噴水で泳いでいたんだとか・・・。信じられず、あっけにとられた事も。行きつけだったスナックでは「夜の帝王」と呼ばれた時期も。 

やめた理由は、飲んだ時だけ明るくなるという人間性。しかも調子に乗って友達を裏切るような事までしでかしたらしく、だんだん村八分にされるようになってきました。自分が嫌いだっただけに、根っこにあるマイナス要素が浮き彫り化されてきました。 

それからというもの、一人孤独に飲む事が多くなりました。うって変わって、全然おいしく感じません。ドツボにはまっていきました。 

ある時、「もうこれ以上落ち込みようがない」くらいにまで落ち込みました。その時、転換された実感があります。なんだかとても優しく温かい何かに包まれ、得体の知れない幸福感に満たされました。この時の体験を「神様に出会った」と言ってます。 

それからというもの、きっぱり酒を断ちました。隣の方のウーロンハイを間違えた事はたまにありましたが。酒を飲んでいなくとも酔った時のようなテンションでいれれば問題ないと考え、酔っている時の話を聞きつつそうなっていけるよう努めました。

魂からの叫び

本論に戻します。 

よく例えに出してきたのが、ロシア革命。 共産主義という理想的な平和な世の中にするため、世界中に闘争を繰り広げてきました。結果はどうなったか・・・。 

共産主義の皆さんは、「矛盾を生じさせ、闘争を繰り返していく事で発展していく」と言ってきました。そこでもし共産主義だけの世界になったとしたら、どうやって矛盾を起こし、誰と闘争すればいいんでしょうか? 

共産主義思想は、人間の頭脳から生まれてきた考え方です。なぜなら、出発点が憎しみだからです。どんなにすばらしい理想を掲げていようと、人間の頭脳(魂と似て非なるもの、低次元思考)から生まれてきたものは、それ相応の寿命でしかありません。 

20歳当時まで私は、バリバリの左翼派でした。自衛官でありながらもアンチ自衛隊・・・。「こんな私が国民の税金から給料をもらっていいのか?」と真剣に悩んでました。理由は「武器とは、殺し合うためのもの」という先入観が蔓延っていたからです。 

もし武器が完全に世界からなくなったら、ホントに平和な世の中になるでしょうか?否です。何でもない鉛筆でさえも、いくらでも殺人の道具になり得ます。世界中のすべての皆さんの心が高次元の魂レベルに引き上げられるまでは、武器はなくてはなりません。これを「軍事均衡(ミリタリーバランス)」と言います。 

地震等で皆さんの周囲のあらゆるものが、ものすごい勢いで変化していらっしゃるものと思います。実際地震を境に、ウツになっている方も段違いだそうです。 

少なくともあなたの体は確実に、ご自身を健康で長生きできるよう応援し続けています。今こそ動機・目的・目標を改めて見つめ直し、魂からの叫びを受け入れるべき時に来ているんじゃないでしょうか?