脳卒中による右半身麻痺8〜12th

自発的な「覚悟が足りない」

2016.9.1.イネイト8

8という数字には、「再出発」という意味合いが込められていると聞いたことがあります。7回目で区切りをつけ、新たに更新記事として連ねてみます。

少し遅れて来られましたが、着いての第一声は、
「遅れて申し訳ないm(_ _)m寝坊してしまい・・・。急いで来たんですが、息も上がらず30分かかるいつもの道を15分で来れました」

初回の問診票では、「普通でありたい」と連呼されていました。右半身麻痺という重症に悩まされてきた今までが、解放されつつある状態にあるんじゃないでしょうか?

「覚悟が足りない」「信念を明確に」なんて言葉が自発的に出てくるなんて、期待もしていませんでした。

多くのご縁の中から、素晴らしい筋肉強化トレーナーと出会えて、彼のサポートを受けるために何をすべきかと思案中とのこと。人生が大きく変わりつつあるように感じてやみませんが、あなたにはどうお感じでしょうか?

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2016.9.8. 19時 9回目

胸筋がヒザを引っ張っている

歯の痛み(特に左奥歯)を訴えて来られましたが、原因は肝臓が主で、膠原線維結合組織(コラーゲンを主とする免疫組織)が副でした。

原因をさらに深掘りしてみて、どうやら半年前に達成感ある出来事があったそうです。その活性化した症状で、周囲が困っているんだといった状況でした。まとめて言えば好転反応です。痛みは実際にあるんですから、解決できた方がいいんでしょうが、本当の解決は遠のくかもしれません。

「今まで低い状態で安定していたんだから、肝臓が正常になってきただけで、もともと不活性だったそちら側に問題あるんじゃない?」と体に訊いたら、「そのとおり!」と返ってきました。仕切り直しです。

原因は、麻痺している右側の小胸筋でした。そこが原因で右の膝窩筋(膝裏のインナーマッスル)を収縮させていました。動脈にも問題あり、ある程度は快復しなければ、静脈・リンパを施術しても意味がないようです。

「本来あるべき状態から見て、75%改善」とあり、筋肉に関しては免疫力がかなり高まっているようです。今後の心配は、好転反応です。麻痺していた箇所にだんだん血液が通い始めます(久々病院へ検査に行かれたらしく、血管が新たに作り出されていたそうです)。ということは、痛みを感じるようになります。痛みに耐えきれず、結局ご本人自ら「改善しないで!」という指示を(無意識に)体に出すかもしれません。

今日のところはご本人、当症状が出るべくして出てきたものだと、実感し始めておられるようです。大変喜んでお帰りに*\(^o^)/*

明らかな変化

2016.9.15. 14:30 10回目
2016.9.15. 14:30 10回目

いらして即分かったことは、声の快活さです。表情も初回(7/19)と比べ、桁違いに変化しています。靴の脱ぎ方も、格段に速くなりました。ご本人も、アドバイス通りに筋トレしているらしく、達成感が伝わってきます。

中村さんいわく、「左奥歯がまだ痛みます。知覚過敏みたいな痛みで、脳や心臓に突き刺さるほどじゃなくなりましたが・・・」といった訴え。

五行では、奥歯と肝臓は、つながっているときいたことあります。実際確認してみて、まさにそうでした。深掘りしてみて、「むくみ」と出てきました。さらに深入りして、中2の5月当時の感情をありのままに表現できなかった記憶が、尾を引っ張っているようでした。

中村さんいわく、「5歳当時に腎臓結石になってからというもの、睾丸炎や尿路結石等々様々な症状に悩んできました。肝臓よりも腎臓が問題なんじゃないんですか?」に対して、「確かにおっしゃるとおりです。ただ、本当の問題は、麻痺してよく分からないようにできています。腎臓の問題に手をつける前に、肝臓の土台を築いておく必要があるんじゃないでしょうか?」と返しました。

腎臓と肝臓の関連性を解説し、ご理解いただけた上で施術。歩いて確認してみたら、左側に強烈な違和感。
・左腎臓の重心軸(右に8度)と重心の上下(下に−40%)
・接地面障害:上に8mm
・尾骨の設定障害:硬膜
・坐骨の設定障害:右後頭骨に16分方向、耐用時間5時間(基準は10時間)
を施術後、はっきり分かるほどの変化。

運が向いてきた(?=運勢?)!

2016.9.21(水) 19時 11回目
2016.9.21(水) 19時 11回目

右半身麻痺(脳卒中3回を経て)からずいぶんよくなり、要介護認定2から要支援に変わったそうです。症状に悩んだ期間が長いだけ、改善期間も相応にかかります。

前にアドバイスした筋トレ・ストレッチを継続されているらしく、細部をより深掘りした内容も(特にストレッチの重要性)。

右腎臓の重み・冷えに関して、最たる原因はむくみでした。38歳から継続されてきた習慣らしく、8歳の記憶が根拠となっているようです。よく話題に上るのが、「お父さんとの記憶」です。かなり根深いようです。

縁談状況が、明らかに変わってきており、「またですか!」といった心境です。

胎児期の記憶を解放

2016/9/27(火) 19時 12回目
2016/9/27(火) 19時 12回目

今回はいらっしゃる折りに、突然胸に締めつけられるような痛みを感じたそうです。中村さんに限った話ではなく、施術前にこちらに向かっている時や朝起きた時等に限って、突然痛みが湧き出て来るなんてよくありました。

「狭心症だと思う」とおっしゃられていましたが、今回の最核な原因は、脊髄の重心が落ちている点でした(−50%)。冠状動脈の不整脈を引き起こしていました。腎臓にもかなり影響しており、かかとがよく痛むという自覚症状とも通じています(かかとは、生殖器と深いつながりがあり、腎臓と強く結びついています)。

なぜ重心が落ちているのか?それは、60歳誕生日から明確に習慣づけられたという孤独感です。離婚し、寂しさやみじめさと向き合うことを、曖昧にし始めた習慣なようです。

さらにさかのぼって見出せた原因は、胎児期の記憶です。当時のお母さんは、お父さんが結核にかかっており、将来の不安をものすごく抱えていたそうです。今現在お母さんは、認知症で記憶がほとんど残っていないそうな・・・。

ここで大切なポイントは、現状のお母さんの状態がどうのと問うているわけじゃありません。中村さんご自身にしか、ご自身の記憶は解放できません。第3者はいかばかりかのサポートはできても、ご自身の決断いかんによります。

施術後、重かった足取りが、左足がさらに重くなったそうな!(◎_◎;)
考えてみれば当然ですが、施術中は痛みはなくとも、好転反応は必ず起きます。なぜなら中村さんは、健康を取り戻し活力ある日々を送りたいと本気だからです。もし好転反応を感じていないなら、感じないくらいに気にしていない(高揚)か、表面的善人を装いウソをついているかです。

結果、ものすごく喜んでお帰りに!!!

脳卒中による右半身麻痺〜7th

イネイト活性療法

脳卒中による右半身麻痺〜7th

60代男性の中村さん(ご本人が望む仮名)。

1回目は、正常な状態から見て、4%の改善。2回目いらした時点では、やはりさほどの変化は感じてはいただけませんでした。

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2回目の第1段階で、心臓の左心房と右心室に血管障害がありました。その原因は、左肺上部のウィルス感染(ヒトメタニューモウィルス)でした(『恐怖の病原体図鑑』参照)。

第2段階に入り、脊髄と右股関節のインナーマッスルに、第1段階のウィルスが流出しました。成果は、「9%の改善」と出ました。

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3回目にして、右膝の半月板に、痛みの自覚。「痛みが起こる経路」などシェアし、確実に改善していると確信。

検査では、脊椎の血管に、細菌(腸球菌)感染。9mmの塊(コロニー)ができていました。3回目の施術では、こちらの解放サポートだけで限界だったようです。「10%改善」と出ました。

原因は、幼少期の厠(かわや)と罪悪感

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4回目にして、ヒョコヒョコ歩きでビッコを引いていたのが、ずいぶんまっすぐ歩けるようになってきたそうです(施術後3日目に自覚)。ご本人にも、変化を実感していただけてきたようです。

検査では、心臓の右心房・膵臓・左腎臓に症状がありました。しかしその原因は、「脊髄にある」と出てきました。もしやと思い、前回の「腸球菌?」と訊いたら、「Yes」と返ってきました。

対話の中で原因が浮き彫り化されてきました。幼少期は、離れにある昔ながらの「便所」だったそうです。さらにお父さんが、彼が生まれてすぐに亡くなったながらも、教育者だったそうです。良心基準の高さは、ご本人にも納得いただけました。良心基準が高いほどに、罪悪感を抱きやすくなります。

前回が10%改善と出ていたので、「腸球菌の塊はどれくらい解放できたのか?」と訊いてみると、1/21でした(5%未満)。はじめは腸球菌の塊が5%未満なのに、10%改善が矛盾に思えましたが、免疫力の世界は「日和見菌」がいます。善玉菌の勢力が強まれば、一気に傾き得ます。彼ご自身が改善に強い欲求を持たれていますから、好循環が起こっているようです。

今回の施術では、1/19の塊を解放できました(前回と合わせたら、1/16)。症状は、「11%改善」と出ました。施術は、ご本人の自然治癒力の許容範囲内でしか対応できません。極力日程をつめて通っていただける希望を感じていただけています。

微細な骨折と膀胱結石の原因

2016.8.11イネイト5

今回の検査では、「微細な骨折25個」と出てきました。彼いわく、20代に体操で激しい動きをし、腰を打つような場面が多々あったそうです。寒い時期等、ほんの少し上にある物を手に取る何気ない普段の行動から、幾日も続くような腰の痛みに変わっていたそうな・・・。

手術した時の違和感が、ずーっと残っていたことも、芋づる式に表面化。5歳当時に出てきた腎臓結石の大きさが、医師も驚くほどだったそうです。

この2つの原因は、脊髄にはびこる腸球菌でした(「またこれですか?」って思いにもなりますが)。廁だけでなく、肥溜めの井戸に落ちたエピソード等も聴かせていただきました。体は、どうにかそんな菌を排除したく、結石化させていたんでしょう。

微細な骨折は、ピークで36個あったようです。免疫力が高いほどに、少なくなっていくはずですが、彼の改善率は速いのかどうなんでしょうか?

今回の施術で、「たまに来る腰の『グキッ』からは、完全解放できた」と返ってきました。腸球菌は、今回で11%(合わせて1/12)解放できました。

現在、要介護認定2だそうですが、先日のヘルパーさん来訪で「もう介護の必要がないんじゃないですか?」と言われたようです。施術ベッドから寝起きする時のベッドのズレが、かなり少なくなったことを褒めた時のコメントです。

他の家族は何ともないのに・・・

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6回目の施術では、腸球菌からは完全解放されていました。その奥にある深い問題が浮かび上がってもきました。それは、炭疽菌と破傷風菌・リステリア菌による感染です。

過去の記憶をさかのぼった結果、発症は6歳当時でした。ご本人いわく、「にがりのきいた豆腐を大量に食べたことが原因じゃないか?」とおっしゃられてはいます(その豆腐がどう問題なのかは、うまく把握しきれませんでした)が、実際はどうなんでしょう?

弟さんはじめご本人以外のご家族は、いたって問題ありません。「なぜ私だけが、こんな目に遭っているのか?」という思いに駆られたことも多々あったようです。ぜひ克服し、新たな人生の再スタートを切っていただきたく思いました。

お父さんの記憶に萎縮

2016.8.26. 7回目
2016.8.26. 7回目

細菌感染は、優先順位が低くなったようです。痛みが表面化しており、麻痺状態から非常に良い傾向にあるとみなしています。

今回は左ヒザの痛みを訴えて来られました。右足でビッコを引いて歩いていたのが、突然左足の痛みに、階段手すりをつかんでやっとの思いで上がりきれたそうです。

検査で反応したのは、「左足首の筋肉」と出てきました。さらに細分化してみて、「長母指伸筋」と断定できました(『図表でわかるピンポイント解剖学』参照)。

自律運動(自然治癒力)を促せればいいのかと思いきや、そうでもないようです。さらに深めていく中に、(育ての)お父さんとの記憶が浮かび上がってきました。軍隊のたたき上げ系の教官だったらしく、似たような方針で育てられてきたそうです。

お父さんとの記憶が萎縮や緊張を生み出し、左ヒザに不具合を起こしていました。原因が分かれば、解決は簡単です。彼ご自身、セルフで潜在意識の解放ができる強みもあり、イメージを変え定着できるようアドバイス。

左手首が抜けるような脱力感あったそうですが、施術後引き締まりました。表情が明るくなり、ご本人とともに手応えを感じきれる時間を共有できました。

腸球菌とは?(「カラダの教科書」より)
痛み=信頼関係の復活作用